2015年2月13日金曜日

薪ストーブの素材選び その①

日頃より薪ストーブ専門店 アリュメールをご利用頂き、
心より感謝申し上げます。
また煙突及び薪ストーブ・ペレットストーブの設置をお待ち頂いている
お客様には多大なるご迷惑をおかけしていることを深くお詫び申し上げます。
2月よりスタッフを更に増員、工事車両の追加を図り、
一日も早く皆様のお宅にお届けできるよう努力させて頂いております。
ご理解、ご協力をお願い申し上げます。

さて、久しぶりの本店ブログでご紹介させて頂く内容は
『薪ストーブの素材選び』です。

薪ストーブの材質の代表として『鋳物』と『鋼板』があるのはご存じだと思います。
その材質にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
そのメリットとデメリットは住まれる地域やライフスタイル、そして
その地域の天候により逆転する事があるって知ってました?

一般的に
鋳物製』のメリットは蓄熱性が高い
鋼板製』は熱伝導が高い事で立ち上がりが早い
等が挙げられます。

今回は冬の晴天率が高い関東を含む太平洋側にお住いのご自宅に
薪ストーブの導入を検討されている方に特化して話を進めていきましょう。

晴天率の高い太平洋側では日中に薪ストーブを焚かなくても
過ごせる傾向があります。
特に近年に新築された住宅は断熱性、気密性が高いことで
『暖気』が逃げにくい構造となっています。
また共働きの多い現代においては不在中に薪ストーブの
燃焼を維持する事は不可能。
従って、晴天率の高いエリア、共働きのお宅では
薪ストーブを付けたり、鎮火させたりを繰り返す事になります。

例えば。。。。
起床した時にお部屋が寒く感じれば薪ストーブに火を入れます。
『寒いから火を入れる』という事ならば速暖性のある薪ストーブが求められます。
特に共働きのお宅では、お子様を送り出す準備や朝食の支度、
そしてご自分の出勤の準備で最も忙しいのが朝ではないでしょうか?
家族を送り出し、そしてご自分が出勤となれば家には誰もいなくなります。
こうして考えると薪ストーブの蓄熱はあまり意味がありません。

一日の仕事を終え、帰宅すれば。。。
どんな蓄熱の高い鋳物ストーブとは言え、鎮火から8時間以上も経てば
常温に戻ってしまいます。
更に日中に誰もいなかったお部屋はそれなりに寒く感じる事でしょう。
帰宅したら早く部屋を温めたい。。。誰もがそう思いますね。
この場面でも『速暖性』が求められます。

冬の晴天率の高い関東に住む薪ストーブ専門店の店主として、
今までに多種多様の薪ストーブを自宅で使用し、体感して来ました。
この経験はこれから薪ストーブを導入されるお客様に対し、
明確に、そして的確にお客様に合ったストーブライフのご提案と
機種選びのお手伝いが出来る事に役立つと確信しております。

電化製品ではない薪ストーブは大切に扱う事で
何十年も使い続ける事が出来る暖房器具です。
そして、冬になれば毎日と使うものです。
デザインや人気も気になるところでしょうが、
ご自分のライフスタイルから自分に合った素材から選んでみては
如何でしょうか?


薪ストーブライフをより楽しく、美しく
ALLUMER (アリュメール)

埼玉県東松山市上野本1871-3
TEL 0493-22-7272
FAX 0493-22-7277


0 件のコメント:

コメントを投稿