2014年6月16日月曜日

『木質バイオマス』の活用を都市の市民で考えるシンポジウム

薪ストーブ・ペレットストーブ専門店 アリュメール本店の吉田です。

昨日(6月15日)に東京都世田谷区 東京農業大学キャンパス内で
開催されたシンポジウムに『薪ストーブの魅力』のパネラーとして出席。
主催されたNPO法人 ナチュラルリングトラスト様からの依頼で
大役を預からせて頂きました。



毎日新聞にも記事になったシンポジウム。。。。
こりゃ、喋る方も緊張します。

当日に集まった人数は100名!
東京農業大学の広い講堂での開催でした。
講師は私の他に大学の木質バイオマスに詳しい教授から
エコ賃貸住宅を手掛ける社長様、森林保全から排出される原木で
薪作りから販売までを手掛ける若手ホープ、

埼玉の小さなお店で薪ストーブの販売、施工と保守を行っている、
この小さな僕が何を皆様に伝えられるのか。。。。

色々と前日までパソコンに向かい、シンポジウムに向けて
資料などを作成しようと試みましたが、
ストーブ屋の親父が頑張ったところで立派な資料なんて
作れる訳がありません。

こうなったら日頃よりお客様にお伝えしていること、
僕らスタッフ全員が心に思っていることをストレートに
伝えるしかない!と決断。
そう思ったら少し気分も楽になった。

もともと日本語が上手ではない私。。。。
でも精一杯にお話をさせて頂きました。

アリュメールにご来店下さるお客様に必ずお伝えしていること。
それは、
『薪ストーブ』を自宅に導入する事は特別な事や大変な事ではないと言う事。
新築、リフォームにおいて
①キッチンをどれにしようか?
②トイレはどれにする?
③お風呂はどっちがいいかな?
と同じような感覚でストーブも選んで欲しい。

手つかずの森林が増え、その森林を保全しようと立ち上がった
NPO法人から森林ボランティアの方々が一生懸命に薪を生産しても、
薪を必要とする、消費する人口が増えなければ何も先が見えません。

アリュメールは薪ストーブの販売だけが目的ではない!
薪ストーブを通じて、人と人がつながり、
ひとりひとりの小さな力が合わさり、
森林が健康になり、次世代を担う若者たち、子供たちに
住みよい環境を残す事が私たちのミッションなのです。

今日のブログは少しHEAVYでしたかな?



こちらも宜しくお願い致します!
『薪まきネット』





2014年6月12日木曜日

こんにちは。ALLUMER本店のYです。

3日間の猛暑ののち、関東地方もとうとう梅雨入りしてしまいましたね。
今年は特に梅雨入りしたかと思ったら各地で豪雨となり、災害や交通の乱れが相次いでいます。
皆様、川には近づかないようにしましょうね。
本店のある東松山でも毎日突然の豪雨、雷雨があり工事やメンテナンス部隊は空を恨めしそうに
見ています。

毎日どんよりした空で気分もいささか落ち込み気味。そんな梅雨の中
元気に育っているALLUMERガーデンを今日はご紹介します。



 
 2年前、ちょうど梅雨が明けてストーブ施工がひと段落し、ふと向かい側から店舗を見ると何とも殺風景な店舗前。これは、さみしすぎると一念発起!
上の写真中央にオリーブの木が見えますか?
ALLUMERガーデンを作る時全員がオリーブを植えたいと熱望!そこでオリーブが樹木になる数年後を想像して造形、植栽を設計、施工しました。
まだまだ成長途中のALLUMERガーデンですが、日々癒されています。

中でも冬のストーブクッキングに欠かせないハーブの成長は一際楽しみです。
2年前に植えたオレガノとラムズイヤー

      
 オレガノは茎から切って束ね逆さにつってストーブのそばで
  ドライに
  生でもよいのですが、火を通した時に若干苦みが出るので
  ドライの方が使いやすかったです。保存もきくので。


 ラムズイヤーは 直訳すると「子羊の耳」
  葉がフエルトのような手触りで、正に名前の通り!
  こちらは観賞用で育てていたのですが、クラフトに使える
  ということでALLUMERではクリスマスリースに仕立てました。
  
                             

 他にもバジル、セージ、ローズマリーなどの食用の物や
  香りを楽しむもの、見た目に楽しいもの等が点在しています。

 
この中にもお料理に使えるものが…
ローズマリーは低木に成長

ラベンダーはドライにしてトイレや入口に










  スタッフには雑草と区別がつかないと言われてしまうことも








 薪ストーブに毎日火が入るようになるとこのハーブをドライにするだけでなく、お料理も楽しみの一つです。
具材だけでなく、料理によって鍋を替え、鍋によってストーブを替えと日替わりで楽しんでいます。

例えばある日は!
 前日に余ったシチュ-をドリアにしようとクッキングストーブに火を入れました。
スタイリッシュなクッキングストーブ


  こちらはWHAM社のMonet
  ウッドボックス、炉内、オーブンで構成されていて丸みを帯びた
  デザインが特徴です。

  クッキングストーブなら熾火になるのを待たなくてもお料理が楽  しめます。 オーブンの中に専用の温度計があり250°を超え   るのを待ちます。

  さて、その間にSTAUB鍋で具材の準備
  STAUB鍋はカラフルな琺瑯仕上げなので出来上がったお料理  をそのまま食卓へ並べても見栄え良し。
  中のエマイユ加工によってこびりつかない。
蓋を開けたまま12.3分
電気オーブンだと倍以上の時間が必要ですね

万が一焦げ付いてもお水を入れて再沸騰させ、冷ましたらペロッとはがれます。
それでもダメなときは重曹を加えて再沸騰できれいに!
また、熱源を選ばないのでストーブオフシーズンでも活躍。時短、節電料理の強い味方です。



Herald14


またある日はお客様から頂いたサツマイモをおやつに
   この日はロッジコンボクッカーを使ってみました。

   コンボクッカーは蓋をフライパンとしても使える機能的な鍋です。
   ですが、柄の長さがありWHAM社のオーブンには入りません。
 
   そこで炉内の広いHUNTERSTOVES社のHerald14を使います。
   薪燃料を選ばず、立ち上がりが早いので断熱材の無い建屋の         ALLUMERでは先ずHERALDに火を入れます。
      HERALDは天板も広く、天板の上での煮込み料理も便利ですが、
  今回は炉内で
Heraldは炉内が広く幅も高さも問題なし
高さのあるクッキングスタンドを置いても楽々

炉内での調理は熾火になったらスタート
熾火を両脇によけて、焦げないようにクッキングスタンドを入れその上に入れておきます。

待つこと15分…店内にはいい匂いが!
石焼き芋の出来上がり














こんな様子で冬の薪ストーブクッキングシーズンにむけALLUMERガーデンも充実させていきます。
タバコと比べてこのサイズ
             
   次回は果実や野菜も植えてジャムでも作りたいなぁ…
    なんて野望ばかり広がります。

    
    だって、こんな可愛い鍋に出会っちゃたから~★